熊本地震で九州新幹線が脱線した理由は?6両全車は初めて!

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2016年4月14日に発生した平成28年熊本地震

回送の九州新幹線が脱線してしまいました。

脱線した場所は熊本駅からおよそ1.3Km南の高架上でしたが

回送中のことだったので人的被害はありませんでした。

しかし、熊本地震九州新幹線が脱線した理由は?

どの様なものによるものなのでしょう。

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九州新幹線が脱線!6両全車は初めて!

九州新幹線が脱線をしたのは、

2016年4月14日21時26分頃のことで

熊本駅から熊本総合車両所に向けて、

時速80Kmで走行中(回送運転中)に高架上という

場所で発生をしました。

 

九州新幹線の脱線は初めてとなりますが

1964年の新幹線開業から

新幹線が脱線をしたのは4例目となりますが

新幹線の全車両(6両)が脱線したのは初めてとなります。

 

脱線した場所というのは

営業運転でも走行をする下り線という場所でしたので

回送中ということは不幸中の幸いと言えます。

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熊本地震九州新幹線が脱線した理由は?

2004年10月の新潟県中越地震の際に

営業運転中の上越新幹線が脱線したことで

JR各社は脱線対策を進めて来ました。

 

新幹線の脱線対策は3つありますが

どうして九州新幹線は脱線してしまったのでしょう。

 

対震列車防護システム

気象庁緊急地震速報を活用して

地震が発生すると停電をさせて迅速に新幹線を

停車させるシステムですが

震源が近く、大地震だったのでシステムが作動しても

間に合わなったと推測されています。

 

脱線防止ガード

九州新幹線に限ったことではありませんが

レールの内側に平行して脱線防止ガード

を設置することで車輪が浮いても

反対側が引っかかる様になっていますが

博多~鹿児島中央の上下線のおよそ560Kmのうち

脱線防止ガードが設置されているのは

48Kmで熊本駅近くの脱線した場所には

脱線防止ガードは設置をしていなかった。

 

逸脱防止ストッパ

⇒新幹線が脱線しても転覆などを防ぐために

逸脱防止ストッパがあります。

脱線しても新幹線が大きくはみ出さないことにも

なるのですが

九州新幹線に逸脱防止ストッパが設置してあるのは

所有する20編成のうち13編成のみとなっており

脱線した新幹線には設置されていませんでした。

 

とはいえ

 

熊本地震では震度7という大地震だったこともあり

あまりに強い横のチカラが掛かることで

新幹線の車輪のつば(フランジ)が

レールを超えてしまう

  • 滑り上がり脱線
  • 跳び上がり脱線

が生じたのではないかとされています。

 

新幹線が跳び上がるほどの

チカラが掛かっっていたことになると

完全に防ぐのは難しそうです。

 

JR九州では

脱線防止ガードは活断層の区間を優先し、

逸脱防止ストッパも順次設置を進めていた

とのことですが

熊本地震発生時には間に合いませんでした。

 

現在の技術では大きな地震には効力がない

かも知れませんが、

地震で被害が出ない様に

さらなる新幹線の地震対策の

必要性を考えさせられることになりました。

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