熊本地震で家屋が倒壊した理由は?キラーパルスが原因?

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平成28年熊本地震では被災した家屋は10000棟を超え

倒壊するとされる家屋が8400棟(4月26日現在)を

超える数となっています。

倒壊する家屋での「危険」判定は

阪神・淡路大震災で危険と判定された家屋の数を上回っています。

熊本地震で家屋が倒壊することが多い理由とは・・・

どの様な原因があったのでしょうか。

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熊本地震で家屋の倒壊が多い理由は?

九州地方には地震が少ないと思われていたことや

平成28年熊本地震では震度7が2回も観測されるなど

ある意味異例の地震だったことが

家屋の倒壊が多いことの理由として考えられます。

 

平成28年熊本地震で家屋の倒壊が多かった理由として

次の6つのことが言われています。

 

  1. 横ずれ断層型の直下型地震の大きな地震であった
  2. 台風対策のための瓦が裏目となった
  3. 地盤は固くても火山灰の表層の脆弱な場所があった
  4. 耐震基準前の古い家屋では補強がなかった
  5. 耐震基準後の家屋でも免震・制震ではなかった
  6. キラーパルスが発生した

 

平成28年熊本地震では前震・本震と

2度の震度7が観測され、さらに直下での地震ということで

家屋の倒壊が多くなったことは明らかです。

 

また、

九州地方はこれまで地震よりも台風などによる

風水害が多かったことから

屋根の補修や瓦のふき替え工事などをしていても

地震対策は後回しであったと指摘されています。

瓦が重い・・・という話もありますが、

太陽光パネルを屋根に設置している家を

多く見かけますが地震対策としては心配ですね。

 

そのほか、

岩盤が強固でも表層は阿蘇山からの火山灰や砂利が多い場所では

揺れやすいことや

益城町では木山川や秋津川などの川や合流する支流も多く

地震の揺れが大きくなることで家屋の倒壊が多いとも言われています。

 

ところで

耐震基準は1981年に導入されています。

現行の耐震基準では

震度5強地震でほとんど損傷しない

震度6強から7に達する地震で損傷はしても倒壊や崩壊はしない

というもので、

1995年の阪神・淡路大震災では

基準を満たしている建物の被害は旧基準の1/3程度であり

2011年の東日本大震災でも被害は少なかったとされています。

 

しかしながら

平成28年熊本地震では「筋交い」をしていても

家屋や建物が損傷していますが、繰り返しの震度7の強い揺れでは

耐震基準をクリアしても万全ではなく

今後の被害状況の調査を待つことになりますが

免震や制震などの被害軽減の対策が理想と言えそうです。

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熊本地震での家屋の倒壊はキラーパルスが原因?

熊本地震では2度の震度7が発生するという

稀有な地震であったことが

家屋の倒壊など、大きな被害の原因となっていますが

キラーパルスが原因とも言われています。

 

キラーパルスは地震の揺れがおよそ1~2秒の地震動で

の間の地震で木造家屋との共振現象が生じて

予想以上の被害をもたらします。

 

キラーパルスは一般的に内陸直下型地震で発生することが多く

阪神・淡路大震災ではキラーパルスによって

一瞬で木造家屋を倒壊させています。

また、

キラーパルスは10階建て以下の中低層建物にも

被害を及ぼすことが知られています。

 

平成28年熊本地震は内陸直下型地震なので

キラーパルスが発生したのかも知れません。

 

平成28年熊本地震では

様々な要因で家屋の倒壊が生じましたが、

震度7が2回も起きるとは驚きです。

地震は熊本だけでなく日本全国で起き得ることですので

熊本の復旧・復興の後には

家屋の倒壊の調査を含めて今後の対策が肝要となります。

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